我が家で暮らしたい【光介護サービス】

年季の入った冷蔵庫も、壁についた傷も、その家で過ごしてきた時の証。いつも家族が団らんしている我が家はもう、単なる場所を超えて、家族という共同体になっています。

 

ところが、歳を重ねると、若かった時のようにキッチンに立ち続けるのが辛くなったり、ケガをして起き上がることすら難しくなったり、できないことが積み重なると、「ここで、暮らし続けられない」と泣く泣く施設に移り住む選択をする人も多くいます。

 

 

たとえ自分一人の力では生活することに支障が生まれても、その困っていることにそっと手を差し伸べてくれるプロフェッショナルがいれば、ずっと暮らしてきた我が家で、笑い声を響かせ続けることができるのです。


掃除や料理だけが訪問介護の仕事ではない

町田市金森にある光介護サービスは、訪問介護やデイサービスのほか、介護相談やケアプランの作成を行う居宅介護事業所です。事務所にはケアマネジャーやサービス提供責任者などの職種が集います。

 

サービス提供責任者からケアマネジャーになった藤田さんと事務の岡野さんを筆頭に、若いスタッフから60代や70代のスタッフまで幅広い年齢の人が働いています。

 

訪問介護は金森地域を中心として、100人ほどのご利用者さんの訪問介護を受け持っています。高齢者だけではなく障害のある方も利用され、利用者さんの割合としては、高齢者が8~9割ほどを占めてくるそう。

 

訪問介護といえば、掃除や料理を行う生活援助のお仕事が主と思われがちですが、入浴介助や食事介助などの身体介護と呼ばれるサービスの需要も増えており、男性のヘルパーさんも活躍しています。

 

訪問介護ヘルパーからサービス提供責任者、ケアマネジャーと仕事の幅が広がり、介護の現場だけではない視野を養える環境であることも魅力のひとつです。


早く対応する

所長の藤田さんは、特別養護老人ホームや介護老人保健施設で介護職や相談員、ケアマネジャーとして働き、自ら会社を立ち上げました。

 

「以前は施設のご利用者さん全てのケアプランをまとめていたので、目の前を流れるように過ぎていってしまいました。『もっと時間をかけて関わりたい』と思い、居宅介護支援事業所を始めました」

 

「意外とケアマネジャーは、自宅の近くの事業所で働くことを好まない人もいます。私は連絡があった時に、すぐに駆け付けられる距離が良いと思い、近所の金森に事務所を構えています」

 

おっとりとした話し方の奥には、自ら立ち上がる行動力が見えました。

「ケアマネジャーを尋ねてくる方は、今、暮らしの何かに困っている人です。なので『相談を受けたらなるべく早く対応してね』と、スタッフには話しています」


民家をそのままデイサービスに

光介護サービスは湘南ケアカレッジの教室のすぐそばに、民家を利用したデイサービス「心和(ここわ)」も運営しています。訪問介護に同行させてもらう前に、立ち寄ってみました。


中を覗かせてもらうと、ちょうど15時のおやつの準備中。透明なガラスの器に、三杯酢をかけたところてんが盛り付けられていました。手作りの料理が自慢の温かい雰囲気のデイサービスです。


「ところてんって漢字でどう書くんだっけね」

「心に太いと書くみたいよ」

「あら、細いのにね~」

 

と、ご利用者さん同士わいわいとにぎやかです。

 

1日で利用するのは最大10人とあって、大きなデイサービスとは違い、自宅に仲間が自然と集まってきているかのような空間です。


我が家で暮らし続ける

デイサービスをあとにして、次は卒業生の福澤さんが働く訪問介護の1時間に、同行させてもらいました。

 

16時、作業所にて日中を過ごしたご利用者さんが送迎車に乗って帰ってきます。ヘルパーの福澤さんは自宅の前で待ち、お出迎えするところから仕事が始まります。


「がちゃり」とドアノブを回し玄関に入ると、「おかえり~」と奥の方でお母さまが呼び掛けてくれました。ご利用者さんは、お母さまと二人でこの家に暮らしています。靴を脱ぐと、ご利用者さんは「ただいま」とでも言うように、「ふぁ~」と声を出し、喜びを発散させていました。


ご利用者さんの勢いが落ちつくと、福澤さんは慣れた手つきで着替えを準備し、「お風呂ですよ~」と呼びかけると、息子さんは目をぱっと丸くさせ、いそいそとお風呂へ向かいました。

 

以前はお母さまが息子さんの入浴のサポートをしていましたが、今は難しいため、ヘルパーが代わりとなって更衣や洗身、洗髪と介助します。


お風呂へ入りさっぱりした後は、お待ちかねの夕食の時間。午前中にヘルパーさんが作っておいてくれた食事を、お母さまと息子さんの分になるようふたつに分け、お皿に盛りつけます。

 

福澤さんがスプーンに乗せたおかずを、息子さんが自ら口まで運び、目を丸くして嬉しそうに食事の時間を楽しんでいます。


ちょうどそのころ、奥の部屋ではお母さまが担当のヘルパーの菅谷さんに足浴をしながらの、マッサージを受けていました。

「こうやって足首から、ぎゅっぎゅっとやっていくんですよ」

「お湯加減はどうですか?」

「いいわねぇ~」

ぽかぽかと足から伝わる温かさで極楽気分のお母さまが、気持ちよさそうに菅谷さんに身を委ねています。湯から出た足をタオルで冷めないようにくるみ、塗り薬を丁寧に塗り込み終了です。

 

 

足を悪くしたお母さまが息子さまの介助を行うのは難しいため、お母さまは介護保険、息子さんは障害分野の訪問介護を、それぞれに利用し暮らしています。

 

このように、ひとつのお宅に2人のご利用者さんがいる場合、同じ時間帯の訪問であっても1人ひとりにヘルパーが付き、それぞれに必要な介助を行っています。


「次はトイレとお風呂場と洗面所の掃除をしてきますね~」

お母さまの足浴を終えた菅谷さんは、てきぱきと次の仕事に移っていきます。

 

飛び散った水滴までタオルで拭き上げる仕事ぶりに「綺麗好きなのですね」と声をかけると、

「当たり前なことをしているだけですよ。仕事としてやるからにはきちんとやりたいのです」

「お洗濯はお母さまがやっているから、私は他の掃除をするだけです」

 

 

介護の資格を持つ専門職がする生活援助は、ご利用者さんのできないところのサポートなのです。細かなところも手を抜かず、笑顔も欠かさない様子に頼れるお母さんのような安心感を覚えました。


ふと、目に入ったものがあります。まるでそこにあるのが当たり前かのように、キッチンの真ん中にポツンと置いてある炊飯器。不思議に思い尋ねてみると、

「最初に訪問した時から炊飯器はここにあるんですよ。それがこの家のルールなんです」

と、教えてくれました。

 

その家ならではのルールは、どの家庭にもあるはずです。そのルールをヘルパーが勝手に変えないことも、ご利用者自身が選んで、我が家での暮らしを続けるということのひとつです。

 

高齢のお母さまと障害のある息子さんの二人暮らしでは困りごとが多く、一度は暮らしが破綻しそうになったこともありましたが、光介護サービスで訪問介護とデイサービスを利用するようになり、ようやく安心して家族二人で暮らせる我が家になりました。

 

 

「ありがとうね」と、玄関から笑って見送ってもらえたら、またご利用者さんは明日も我が家で暮らせるということです。「我が家で暮らしたい」というささやかな願いを支えられることは、携わる者の喜びにもつながっていくのでしょう。


採用情報

施設・事業所名称 訪問介護 光介護サービス
 サービス形態 訪問介護
 事務所・勤務場所

事務所所在地:東京都町市金森2-12-13-2階

訪問するエリアは町田市金森周辺

 最寄り駅・アクセス

JR横浜線町田駅からバス9番『南橋』下車 徒歩3分

募集職種 ヘルパー
雇用形態

①正社員 ②パート

仕事内容

自宅で暮らすご利用者さんを訪問し、料理や掃除等の生活援助や入浴や食事介助などの身体介護を行います。

男性ヘルパーも活躍し、長年勤めているヘルパーさんも多い事業所です。サービス提供責任者やケアマネージャーなど、ケアプラン作成やご利用者さんや家族のニーズを調整する仕事なども目指せます。

給与

①基本給180,000円~  ②時給1,200円~1,650円

勤務時間

①8:30~17:30 休憩時間60分  ②1日1時間からOK

休日

①週休2日(日曜を含む)、夏季休暇3日・冬期休暇3日 、年間休日111日 ②シフト制

資格 初任者研修修了者以上
ボーナス

①賞与10万円~6・12月に支給 ②処遇改善手当 1時間当たり200円を6・12月に半年分まとめて支給 

夜勤 なし
交通費 実費支給 上限月20,000円
社会保険

法定により健康保険・厚生年金保険・雇用保険・労災保険加入 ①財形退職金共済:加入

車通勤
昇給 ①年1回(業績等勘案の上実施)
見学 OK
その他  


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