幸せを、ここからつくる【都筑の里】

理念は、その組織の考え方や在り方を示しています。理念を見れば、その組織が大切にしているものが見えるのです。

 

たとえば、料理サイトで有名なクックパッド株式会社は、「毎日の料理をたのしみにすること」、伊右衛門緑茶や南アルプスの天然水などを生産するサントリーホールディングス株式会社は、「人と自然と響き合う」を理念にしています。このように、理念にはその組織が社会にどのように貢献したいのかが現れます。

 

ここに「幸せの創造」を理念としている社会福祉法人があります。創造とは新しくつくること。幸せを、ここから新しくつくりだしていくのです。

 

 

JR横浜線の中山駅から横浜市営地下鉄グリーンラインに乗り換え、センター南駅を降り15分ほど歩いたところに、社会福祉法人中川徳生会の運営する都筑の里があります。

 

施設のちょうど真ん中にあるエントランスは2階まで続く吹き抜けになっており、空気や人の声が通り、開放感が溢れています。特別養護老人ホームとショートステイ、デイサービスの3つの事業所で介護サービスを提供しています


自然光の元で働ける

中央の階段を使って2階へ昇ると、すぐに目に入るのがこの食堂です。高い天井によって閉塞感は取り払われ、窓から陽の光が射し込み、室内にいながら日光浴が出来そうなほど。

 

人工的な光と比べて自然光は、眩しすぎたり暗すぎたりせず、とても心地よいものです。

 

 

太陽の光を浴びることで、脳のはたらきを活性化させる物質が分泌されるように、人間の身体にとって光はとても重要です。それは入居するご利用者さんだけでなく、18時間この空間で働く職員さんにとっても同様。

 

物理的な明るさは、そこにいる人たちの気持ちの明るさにもつながっていくはずです。


理念に向かって頑張る

社会福祉法人中川徳生会の施設は、「幸せの創造」と掲げた法人の理念を元に、それを達成すべく施設ごとに、よりかみ砕いた理念を持っています。

 

「都筑の里の理念は素晴らしいと思います」

 

施設サービス課課長の大城さんはそう言うと、理念をスラスラと暗唱してくれました。

 

『ご利用者さんには“自分らしく過ごす快適な生活”を提供します。

ご家族様には“安心と信頼”を提供します。

デイサービスでは“また来たくなる笑顔のデイサービス”を提供します』

 

都筑の里で働く人々が、お客さまであるご利用者さんやご家族様にすべきことがこの3行に凝縮されています。

 

現在、施設サービス課の課長である大城さんは、同法人の他施設で介護の仕事を始め、以前は都筑の里の施設長を務めていました。施設長だった大城さんが、施設全体ではなく介護職員の統括に戻ったのには理由がありました。

 

「施設長になると、自分の手で直接ご利用者さんに触れることや、1人ひとりの介護職員と1対1で関わることがなくなりました。改善したいことがあっても、私が手を出すことで職員さんがやりづらくなるのも嫌だったので、もどかしく思っていました。悩みましたが、『あの時の都筑の里の状態がご利用者さんにとって自分らしく過ごせる快適な生活かどうかと考えると、僕は満足できない』と思ったので、異動をお願いしました」

 

現場職員が施設長になることはあっても、その逆はあまり聞いたことがありません。自らが素晴らしいと思う理念に近づくよう、自分がやるべきことを模索した大城さんが出した働き方の答えは、施設長ではなく今の姿でした。

 

「現場の介護職員はみんな頑張っています。けれど、何のために頑張って働いているのかを意識できている人は少ない。本来は、施設の理念があって、その理念に基づいて介護サービスは提供されるものです。だからそこに向かって頑張る人がひとりでも増えるのが理想だと私は思っています」

 

ただ頑張るのではなく、理念に向かって頑張ることが幸せの創造につながるのです。その方がきっと、頑張り甲斐も感じられ、働く楽しさにもなってゆくのだと思います。

 

 

いくら素晴らしい理念があっても、そこで働く人がその理念に向かっていなければ意味がありません。すべての職員がその意味を理解するまでの道は半ば。これからです。

 

そこで皆が一斉に同じリクリエーションをするのではなく、ご入居者様がやりたいレクをそれぞれに行っています。


限られた人数のご利用者さんを、深く詳しく知る

「夜はやっぱり野球観戦だよ」

「巨人ファンですもんね」

「そうそう。あの選手がね…」

大城さんと贔屓のチームの話をするご利用者さんは生き生きとしています。

 

野球ひとつをとっても、高校野球が好きな人もいればプロ野球が好きな人、野球全般が好きな人もいます。介護職員もご利用者さんと同じものが好きであれば、それを好きな人しか知らないディープな話題で話は弾みます。

 

以前は入所しているご利用者さん全員を多くの介護職員で介護する勤務体制をとっていましたが、現在は、よりご利用者さんにとって自分らしく快適な生活を提供するために、3つのフロアーに区切りグループとして分け、介護職員もグループに固定した勤務体制をとっています。

 

 

そうすることで、介護職員は大勢のご利用者さんすべてを把握するのではなく、限られた人数のご利用者さんについて深く詳しく知り、ケアをすることができる環境になりました。そうすることで、もちろん話は弾みますし、ご利用者さんにとっての自分らしく快適な生活に近づきます。


介護サービスの入口で温かく迎える

「都筑の里では、要支援の方のデイサービスの利用を積極的に受け入れています。施設の収入は介護保険料です。その介護保険料は介護度によって異なり、重度であればあるほど料金が上がります。お金の面だけを考えたら、要介護度の高い重度の方に利用していただく方が利益になりますが、そうはしません」と、施設長の福田さんは話します。

 

デイサービスは要支援などの少しの手助けが必要な方から利用できるため、ご利用者さんにとっては、介護サービスの玄関口になります。おそらく長い付き合いになる介護サービス、その入り口が安心して利用できるものでなければ、次の介護サービスを利用しようとは思わなくなってしまうでしょう。“また来たくなる笑顔のデイサービス”であることで、介護サービスの入口として温かく出迎えています。

 

「介護サービスを知らないがばかりに10年もの間、高齢の夫が妻を一人で介護して、疲労困憊して相談にやってきたのを知った時、『このままではいけない』と思いました。介護職員として働くのは楽しかったですが、そのように困っている人に何かできることをしたいと思ったのです」と、施設長を目指したいきさつを福田さんは教えてくれました。

 

穏やかな話し方や雰囲気からは想像もつかない熱い気迫が、「何かできること」という言葉に込められているように感じます。

 

「何かできることをして、誰かの役に立ちたい」と願う優しき人々が、介護の世界の門を叩きます。自分の仕事に対して、目の前にいる人や未来のお客さまの幸せをつくっていると胸に留め働けたら、これまでの仕事よりもきっと輝きを増して、その楽しさを感じられるはずです。


採用情報

施設・事業所名称 社会福祉法人中川徳生会 都筑の里
 サービス形態 特別養護老人ホーム
 勤務場所 横浜市都筑区茅ケ崎東5-13-1
 最寄り駅・アクセス 横浜市営地下鉄ブルーライン・グリーンライン センター南駅から徒歩15分
募集職種 介護職員
雇用形態 正社員
仕事内容

特別養護老人ホームで暮らすご利用者さんの生活にかかわる介護がお仕事です。太陽光の多く入る、明るい建物の施設です。従来型の施設で、グループケアを行っています。夜勤職員も配置基準よりも多い介護職員が働いているので、夜勤中の休憩もとりやすいです。

給与

235,000円~265,000円(内訳:基本給+各種手当)

基本給195,000円~220,000、資格手当(介護福祉士)5,000円/月、処遇改善手当40,000円/月、

※深夜帯勤務時、時給換算25%割り増しで支給

勤務時間 7:00~16:00、11:00~20:00、11:30~20:30、13:00~22:00、21:45~翌7:15(休憩90分)
休日

週休二日制、夏期休暇2日、冬期休暇3日、リフレッシュ休暇1日(年間休日113日)

資格 初任者研修修了者以上
ボーナス 年2回合計4カ月
夜勤 月平均5回
交通費 実費45,000円/月まで
社会保険 雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金
車通勤 可(無料駐車場あり)
昇給 あり(1,000円~5,000円/月、前年度実績)(年2回)
選考基準・プロセス 面接にお越しください
見学 OK
その他  


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