卒業生インタビュー vo.1青龍さん

「ここ(マナーハウス横山台)を選んでほんまに良かった。こんなに毎日楽しくていいのかなって思うよ」

 

時折連絡をくださったり、教室に顔を出してくれるたびに話してくれる仕事の様子を、やっと間近に見ることができました。大阪出身の彼女の親しみやすい語り口調が、レクレーションで存分に活きています。

 

湘南ケアカレッジで初任者研修を受けながら、訪問入浴の仕事をしていた彼女は、今マナーハウス横山台のデイサービスで働いています。

 

「転職したいなって思ってるんやけど」と相談してくれたのは、去年のまだ肌寒い時期でした。そろそろ働き始めて1年になりますね。彼女の希望を1つひとつ聞きながら、働いてみたい施設を絞り込むことから始まり、いざ見学に行く道中は、話題が尽きないほど話が止まらず楽しかったことをよく覚えています。

 

料理することも食べることも好きという、私たちの共通点もすぐに見つかりました。

「煮物って、ほんまは食材を1種類ずつ煮るもんなんだよ」

「赤ワインに合う料理といえばね・・・」

と、介護職員初任者研修中には知らなかった彼女の一面を垣間見れる瞬間を私だけではなく彼女も楽しんでくれていたことを嬉しく思います。

 

「これからの人生の中で、今以上に若い時ってないんだよ。だから今、始めるの」

転職に踏み切る不安を、自分の足でしっかりと踏み切って進んでいる姿は清々しくもありました。同じように一歩踏み出すことに戸惑っている人に贈りたい言葉です。

 

「これ以上に楽しい仕事ってないんじゃないかって思うんよ」

と、声高らかに笑って話す彼女のように、介護の仕事の楽しさを見つけて働ける人が増えていくことを願っています。

 (影山)

この施設についてもっと知りたい

「あれ?間違えたかな?」

 

マナーハウス横山台に入り、私は訪問する場所を間違えてしまったのかと戸惑いました。エントランスを入ってすぐに絵画が目に止まり、「マナーハウス美術館」と銘打たれています。そう、ここは美術館という別名をもつ介護施設でした。入口だけではなく、建物全体の廊下などの至るところに絵画は飾られており、ご利用者さんは美術館の中で暮らしているのです。

 

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