ともに生きる【湘南こいじシニアハイツ】

「私はここで働いているというよりは、ここで暮らしているような気持ちを持っています。ご利用者さんもここで暮らしているので、その中で手が必要なところを支えているだけです」

 

介護主任の大庭(おおば)さんは、仕事への向き合い方をそう表現します。

 

歩行器を使いながら、居室からリビングへ歩き始めたご利用者さんに気付くと、大庭さんはそっと傍に近寄り、ゆっくりではありながらもしっかりとした足取りを確認すると、手を出さずにそのまま一緒に席まで歩いていきました。

元気なご利用者さんが多く暮らす

ここは二宮町にある軽費老人ホーム湘南こいじシニアハイツ。小田原市や平塚市から通勤している人もいるとのこと。3階建ての建物には、52人のご利用者さんが暮らしています。

 

湘南こいじシニアハイツでは、介護認定を受けていない方から要介護度5の方まで、幅広い状態の方が暮らしています。施設の駐車場から自家用車で出かけていく元気なご利用者さんもいることや、食事どきになれば館内放送を聞いてアッという間にリビングに集まることができる様子からも、平均の要介護度が3を下回るのも納得の数字です。


施設の屋上にあがると、洗い立ての毛布が気持ちよさそうに風になびいていました。穏やかな西湘の海が眼下いっぱいに広がる光景をひと息つきながら眺められるのも、湘南こいじシニアハイツで働く特権のひとつでしょうか。


身体介護と生活支援に隔たりがない

働く介護職員さんの仕事は、大きく分けると入浴介助や食事介助などのご利用者さんの身体に触れる身体介護と、掃除や洗濯、日用品の買い物同行などの生活支援があります。

 

多くの特別養護老人ホームや介護老人保健施設では、介護職員の仕事は前者の身体介護に特化されつつあり、掃除や洗濯などは専門スタッフへの分業が進んでいます。

 

「湘南こいじシニアハイツは、グループホームと働き方が近いと思います」

 

施設長の小嶋さんがそう語るように、職員の役割という点においては、身体介護と生活支援に隔たりがないグループホームとこいじシニアハイツは似ています。


自分でやり続けたいと思う自然な気持ちに沿う

自立した生活が可能な方から、生活全般に介助が必要な方まで、さまざまな方が暮らしているため、洗濯の仕方ひとつをとっても支援の仕方はさまざまです。

 

「自ら洗濯機で回し、干して畳んで仕舞うところまで一人でできる方にはお任せしますし、畳むところからはできるご利用者さんであれば、その方の洗濯物は乾いたらカゴに入れてそのままお返しして、自分で畳んで仕舞ってもらいます」

 

生活支援ひとつを挙げても、すべての人に畳み終えた洗濯物をお返しするのではなく、その方のできることはやっていただくことで、自立支援という介護の視点を踏まえた生活支援になります。


また、そこまで難しく考えずとも、介護度や認知症や脳梗塞の後遺症で麻痺があるなど表面的な情報を抜きにして考えてみると、これまで利用者さん自身が行ってきた身の回りのことを、できるだけ自分でやり続けたいと思う自然な気持ちに沿っているだけなのだと感じます。


耳にする人みなが気持ちがよい言葉遣いを

大庭さんの様子を追っていると、ご利用者さんの笑いを誘うオープンな雰囲気はまといつつも、けして砕けすぎていない印象がありました。

 

「言葉遣いに気を付けています。自分は親しみを込めてその呼び名を使っていたり、表現を使っていたとしても、周りでその話を耳にする人にはその意味は伝わっていないかもしれないからです」

 

距離感が近いだけでは良い介護とはいえず、1人のご利用者さんにとっても、ともに暮らす他のご利用者さんにとっても、心地よいサービスを心掛けておくことは欠かせません。


ご利用者さんに役割を持ってもらうために自分を使う

施設長の小嶋さんは、介護の仕事を始めたグループホームで管理者さんから教わったある一言が今でも鮮烈に心に残っていると言います。

 

「朝、そこの扉からくしゃみをしながら入っておいで。そしたらご利用者さんが風邪でもひいたのかと心配して、声をかけてくれる。それが君の仕事だよ」

 

当時20代、介護や福祉については右も左も分からなかった小嶋さんが言われたとおりに実践してみると、祖母ほどの年齢のご利用者さんが小嶋さんに歩み寄り、熱心に心配してくれたのだそう。

 

「このひと言の意味は、ご利用者さんに役割を持ってもらうために自分を使うということだったのだと思います。グループホームで勤めるまで料理もしたことがない青年が、包丁を持ってまごまごしているのを見たら、『仕方がないわね、まったく』と熟練の主婦が立ち上がり、危なっかしい手つきを放っておけずに自ら料理を始めることになる。私たちができない姿を演じることで、ご利用者さんに仕事が生まれて、やってもらうことができるのです」

 

これこそが、スタートから変わらない小嶋さんの介護に対する向き合い方につながっています。

 

「介護の仕事というと働く場所は特別養護老人ホーム、そして身体介護をしているイメージを抱く人が多いと思います。けれど、生活支援も立派な介護なのです。働く場所も、特別養護老人ホームだけでなく軽費老人ホームだってある。これから介護の仕事を始めようと思う特に若い方に、もっと知ってもらいたいですね」

 

たまたま就くことになった介護の仕事を、今ではどっぷりとその魅力にはまり青年のような眼で語る小嶋さん。介護の仕事の面白さを、もっと多くの人に味わってもらいたいという溢れんばかりの想いが伝わってくるようでした。


働いているというより暮らしている、と最初に大庭さんが話してくれた言葉と、小嶋さんの自分を使うという言葉が重なり、介護という仕事を通りいっぺんに考えすぎていた自分に気付きました。

 

ご利用者さんに何かをして差し上げるようとしすぎるのはむしろおこがましく、本当のところは共に生き、歩む人こそが求められているのではないでしょうか。

 

「この人はね、面白いんだよ、ほんとにね」

 

湘南こいじシニアハイツで暮らすご利用者さんが、職員さんのことを賞する言葉にもそれが表れていました。

 

手が必要なときにはその手となり、話し相手を求める時には良き聴き手となり、ご利用者さんの生きる道を伴走していく。どちらかがどちらかを支えるのではなく、共にあることで互いが生かされている。だからこそ、介護者もそこで豊かに生きることができるのです。


採用情報

【正規職員】

湘南こいじシニアハイツ

軽費老人ホーム(介護付ケアハウス)

 

年収例

3,361,000~3,961,000円(初任者研修修了時の場合)

3,661,000~4,112,500円(経験3年介護福祉士の場合)

 

月収例

203,000~243,000円(初任者研修修了時の場合)

内訳【基本給175,000~215,000円、

夜勤手当7,000円/回(月平均4回)】

他手当:住宅手当23,000円※法人規定により、

扶養手当(配偶者16,000円※法人規定により

賞与:合計3カ月年2回支給、処遇改善手当400,000円/年※前年度実績

 

223,000~253,100円(経験3年介護福祉士の場合)

内訳【基本給195,000~225,100円、

夜勤手当7,000円/回(月平均4回)】

他手当:住宅手当23,000円※法人規定により、

扶養手当(配偶者16,000円※法人規定により

賞与:合計3カ月年2回支給、処遇改善手当430,000円/年※前年度実績

 

待遇

・交通費支給(実費40,000 円/月まで)

・社会保険(労災保険、雇用保険、健康保険、

厚生年金、2種類の 退職金共済)

・車・バイク通勤(可、駐車場無料)

・昇給あり※法人規程による

・制服貸与

 

勤務地

神奈川県中郡二宮町山西276-1

 

アクセス

JR二宮駅南口より比奈窪行きバスで山西下車徒歩5分

 

勤務時間

6:15~15:00、7:15~16:00、10:30~19:15、16:30~翌9:30

 

休日

年間休日111日

 

応募資格

介護職員初任者研修修了以上

 

公式ホームページ

https://jukoukai.jp/

【パート】

湘南こいじシニアハイツ

軽費老人ホーム(介護付ケアハウス)

 

時給例

1,020円~(初任者研修修了時の場合)

年2回賞与あり

 

待遇

・交通費支給(実費50,000円/月まで)

・社会保険(労災保険、雇用保険、

健康保険、厚生年金、退職金共済)

※雇用契約内容により法定に沿って加入

・車、バイク通勤可(駐車場は個人契約、駐車場手当あり)

・昇給あり

・制服なし

 

勤務地

神奈川県中郡二宮町山西276-1

 

アクセス

JR二宮駅南口より比奈窪行きバスで山西下車徒歩5分

 

勤務時間

6:15~15:00、7:15~16:00、10:30~19:15、16:30~翌9:30

 

休日

雇用契約による

 

応募資格

介護職員初任者研修修了以上


見学ポイント

就職相談担当 影山
就職相談担当 影山
生活支援の魅力とその仕事の奥深さを語る小嶋さんは熱いです。身体介護だけではない介護が学べる施設ですね。

採用担当からひと言

採用担当 小嶋
採用担当 小嶋
横浜ベイスターズ推しです。ご連絡お待ちしています!

実際に見学してみたい、または相談・応募を希望される方は、下記の電話番号・お問い合わせフォームよりお願いします。


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海の声が聞きたくて

互いの心の声が聴こえたとき、そこには何ものにも代えがたい喜びがあり、私たちの生活は豊かになるのです。

 

重度心身障害者入所施設

鎌倉

声を集める

年間250回を超えるレクリエーションや1日ご利用者さん体験など、 ご利用者さんの「声」を聴きたいと願うからこそ実現したものばかりです。

特別養護老人ホーム

平塚・伊勢原・藤沢